2024年秋以降、郵送料が値上げ!小売業どうする?今やっておきたい10の販促ポイント

郵便料金値上げ

皆さまこんにちは、PR現代の三澤です。

12月を迎え、一気に時が過ぎる12月の後半戦となりました。

そんな中、
12/18(月)のネットニュースを見ていたら

「郵便 手紙とはがきを値上げの方針 実施なら30年ぶり 総務省」

というタイトルが目に飛び込んできました。

小売業にとって大きなニュースですね。

2024年秋からの値上げについて、簡潔にまとめるとこんな感じです。

項目現状価格24年秋以降価格値上率
定型葉書63円85円34%アップ
定型郵便(25g以内)84円110円31%アップ
定型郵便(25g以内)94円110円17%アップ

※ただし、重さ25グラム以下の手紙の値上げは、省令の改正が必要なため、
審議会の議論、消費者庁との協議や関係閣僚会議の議論などの手続きが進められることになるようです。

 

そこで、本日は

「24年秋に郵送料が30年ぶりに値上げを受けてどうする?」という

テーマで書きたいと思います。

小売業にとって、販促やニュースレター送付、
フェアなどのDMなどの情報発信として郵便物を使うことがとても多いと思います。

一方、近年は、
対応するスタッフの人員問題や
配達完了までの日数が多くかかる問題、
郵送料金の値上げなどもあり
送付枚数の絞り込み、
経費縮小を考えて施策を行ってこられたと思います。

上記の値上率が本当に実施されると、
30%程度のコストアップとなりますので
小売業の販促にとっては大きな痛手となってくるかもしれません。

12/18の郵便料金30%値上げのニュースを受けて
「2024年秋までにやっておおきたい10のこと」をまとめてみました。

2024年秋までにやっておきたい10の販促ポイント

①販促物にはLINE登録への呼びかけを強化!

当たり前のことですが、店からの情報発信には
必ずLINE公式アカウントへの登録促進活動が必要ですね。

特典の付与、店頭での声掛け、告知POP訴求などの工夫が必要と思います。
まだやっていないお店は緊急でやるべきです。

②名簿客の効果的や絞り込みをしよう

この数年間、多くのお店が名簿の精査や絞り込みを行ってきました。
30%のコストアップと捉えた場合、絞り込みを30%するのか
出す回数を30%絞り込むのか、年間での経費計画づくりが必要になってきます。

③サンキューレターについての考え方を変化させる時!?

新規客からの客づくり方法として、サンキューレターを重要視してきましたが、
この数年でハガキへの活動が減ってきていると感じています。

ハガキ媒体のネット販売会社がこのほど閉鎖したという知らせを聞くと、
やはり紙媒体の制作ニーズは減っていると考えられます。

しかし、手紙や手書きやハガキは実はとても効果的な客づくりの方法です。
自店でのルールや条件づくりの見直しが必要になると思います。

④紙媒体とWEB情報配信の連動性を意識しよう

これはもう当たり前のことですが、
オンラインとオフラインの同時活用が有効な情報発信手段です。
同じコンテンツを様々な情報発信メディアで発信することが重要です。

客層によっては紙媒体を見ない顧客もいますし、
オンラインをあまり見ないユーザーもいます。
また中には、紙媒体を見た上で、あらためてWEBで情報を確かめる有力な見込み客もいます。

自社の客層をよく捉え、連動性をもたせた販促活動が重要です。

⑤粗利アップの施策

販管費をはじめさまざまなコストが上がっています。
コストが上がるので、カットしているだけでは利益減につながります。
ですから、自社商品の価値アップ、粗利アップ、単価アップなどの経営改善が必要です。

値上げできるものはありませんか? プライスの見直しは必要ありませんか?

⑥スタッフの教育と賃金体系の見直し

粗利アップと同時に必要なのは、スタッフの教育ではないでしょうか?
今、大手は賃金をあげてどんどん採用をしていますが、
一方で小売業自体の募集がたいへん厳しくなっています。

今、在籍している自社の宝であるスタッフの強みを活かし、どう成長させていくか。
ロープレトレーニング等も積極的に活用し、
販売力アップによるファン客づくり、LTVの向上を図りたいところです。

⑦販促計画はいつもより早めの準備を

仮に販促の送付回数を減らすとしたら、
1回1回の精度をあげなくてはなりません。

チラシ折込みを減らして既存客への販促活動は変わらず行うなど、
各店によって方針も変わってくると思います。
年間販促計画や各催事のテーマ、売上、対象客などの見直しも必要と思います。

⑧WEB集客のさらなる強化

これはもう10年近くお伝えし続けていることですが、
WEB集客のさらなる強化をしていく必要があると思います。

チラシ効果の激減もありますのでネット広告や
SNS運用を上手に活用していく必要があります。

⑨動画メディアでの情報発信強化

数年前から動画配信を強化している店、またユーチューブを強化している店は
徐々に大きな成果に結びついています。
また、予想に反して既存客がお店の動画情報をよく見てくれている事例も多数あります。

日本市場ではまだまだ未発展の、ライブコマースなどへチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。

⑩仕事の仕組み化

人不足が深刻化する小売業の中で、今まで2人でやっていたことは
1人でやらざるをえなくなってきています。

業務の仕組み化や、AIを活用した効率化などに着手することも
大きな経営の効率化につながると思います。

Chat GPTなどのAIツールを使っていますか?

まだまだ、やるべきこと、やれることは多々あるとは思いました。
2024年も激変の年になりそうだなと、
12/18のニュースを見て気を引き締めたところでした。

 

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