旧友と久しぶりの再会

今日小学生の頃からの幼なじみと十数年ぶりに再会しました。
彼とは小学校時代からの付き合いで、
家が非常に近かったので
いつも一緒に遊んでいました。

中学校卒業後、別の高校へ進学したことで
顔を合わせる機会は減りましたが、

彼は、その後邦楽の世界へ入りました。

長唄、三味線のプロとして
名取りとなり今も数十人のお弟子さんを抱え、
踊りや歌舞伎といった催しに

唄い手として、参加していました。

邦楽の世界もコロナ禍で大打撃

しかし、このコロナ禍によって
コンサートや演劇などとともに、
邦楽の催しも中止となり、

3月以降オファーがストップ。
お弟子さんへの稽古はあるものの
メインの仕事がたたれてしまいました。

さて困ったということで、

私に久しぶりに連絡をするに至った
ということでした。

邦楽の唄い手であっても、
今、自分の存在をアピールするには
デジタルを味方につける必要があると
考えたのだそうです。

邦楽に携わる人の多くは
デジタルが苦手だそうで、

彼もその一人でした。

一通り、デジタル武装の仕方について
話をした後、オリジナルのコンテンツの
重要性を認識したのか、

邦楽の世界に入ってから
今まで使ってきた手帳を大切に
保管していることを教えてくれました。

その中には、いつどこでどんな演目の
演奏をしたのか。

また一緒に舞台に立った人は誰なのか
など簡単ではあっても

自分の活動履歴が全部記載されているんだそうです。

これはとてもすごいコンテンツになる

そう思いました。

おそらく、演奏会や踊りのイベントを
主催した方々はもちろん、
会場の方々も、過去30年以上にわたる
詳細な活動履歴は
そうそう残っていないだろうと思うからです。

企業だけでなく個人もデジタル武装

ウェブ的にいえば、
長唄や踊りに関する重要なキーワードが
たくさん散りばめられているネタ帳です。

これらをテキストで打ち直す、
もしくはアプリを使ってデータ化する
手間はありますが、

彼のウェブサイトの最重要コンテンツの
一つになってくれると思います。

彼は、いくつか、同業の方々の
ウェブサイトを見せてくれましたが、

残念ながら、その多くは、
自己紹介や活動報告を主とした
形式であり、

彼が望む、
長唄レッスンの生徒を集めるためのサイトでも、
新しい演奏のオファーを承る形式でも
ありませんでした。

彼がこの後、どのようにデジタル武装するかは
まだわかりませんが、

コロナ禍がなければ、
取り組もうとさえ思わない
デジタル活用を本気で考えるということも
なかっただろうと思います。

デジタルトランスフォーメーションを
しなければならないのは、
企業だけでなく、
個人も同様なんだと痛感した1日でした。

 

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デジタルシフトを進めていますか?

 

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