こんにちは、PR現代の神山です。
さて、突然ですが、「スマホは嫌だ」と言い続けていた82歳の母がついにスマホデビューしました。「スマホは電磁波がいっぱい出て、情報も抜き取られる危険なものだ!」と言い続けていましたが、時代の波には勝てず観念したようです。でも、そのおかげで、子供の写真や動画をたくさん共有することができるし、LINEでつながることもできるので子供達とのコミュニケーションがぐっとしやすくなると喜んでいます。
ただ、母が操作方法を理解するのにとても時間がかかるだろうと思います。目の前にあるアイコンの文字を読む、ということもどうやら難しいらしく、直感で操作するのはシニアには大変なことなんだということを改めて痛感します。
ブログを書くことで接客力、販売力が高まった理由
前置きはこれくらいにして…
あるお取り組み先の10代の女性スタッフ2名から、話を聞くことができました。会議中は、大人しく話を聞いているという印象でしたが、質問を投げかけてみると、控えめながら話をしてくれました。どうしてブログを書いたことで売れるようになったのか? 聞いてみると、
ブログを書くためには、振袖や着物のことを調べなければならず、色々と調べていくうちに、理解するだけでなく、着物への興味が増したのだそうです。
そして、せっかく覚えた知識をお客様に伝えたところ、共感してもらうことができ、販売に結びつけることができたのだそうです。
この好循環で、ブログを書くことが楽しくなりさらに知識を吸収し、コミュニケーションスキルが高まるという成果に見事、つながったそうです。
お客様づくりの重要性を理解している若手スタッフ
また別のお店のスタッフが会議の際、「振袖集客も大切ですが、もっと大切なのはリピーターになっていただくことなので、振袖のお客様(お母様)には、着付け教室に入っていただき、その後着物を買っていただいています!」と話をしていました。その発表の仕方が、あまりに堂々としていたのですが、そのスタッフは、まだ二十代で現場経験がベテランさんほど豊富ということはないと思いますが、こういう方にお店は支えられているんだなと感じました。
世代の違いということなのだと思いますが、今の若い方々は、ブログで文章を綴ることが上手く、どのような記事を書くべきかという出来栄えの理解も一発でできます。デジタルネイティブとはよく言ったもので、なんの説明もなく、ブログ更新計画表のスプレッドシートをスマホで器用に記入していきます。当然スプレッドシートのアプリをインストールする必要があるのですが、当然のことのようにインストールし使いこなしている姿を見ると、今までの専門店のあり方とは違うかもしれませんが、新しい店の販売スタイル、コミュニケーションスタイル、お客様づくりのスタイルはこうした方々が形作っていくのでしょうね。