中秋の名月と着物手帳

vol.249 神山有史

今日は中秋の名月

今日は朝から曇りがちの天気。東京ではパラパラと
冷たい雨が降っていたようです。

私の地元では雨こそ降っていませんでしたが、
気温は低く、子供達も上着を来ての登校でした。

こんな天気だから、月は見えないだろうなと
思っていましたが、

しっかりと月が見えています。

月のやや左下方には、火星も見えてました。
もう少し月との距離が近ければ
よかったのにと思います。

さて、中秋ということは秋の真ん中
ということになりますが、

昔は7月・8月・9月が秋だったので、
旧暦では8月15日が中秋の名月だそうです。

現代の7月・8月は夏真っ盛りで
猛暑とか酷暑の日々。
9月だって、今年も非常に暑い毎日でした。

完全に今とは違うんですね。

こんな日には、やっぱりお月見がしたいなと
思います。

少し前取引先でいただいたお団子が
めちゃくちゃ美味しくて、
あのお団子を食べながら、

秋の七草を飾る、、、そんな時間を
過ごしてみたいものです。

風流な気分にさせてくれる手帳

さて、私の手元にも
2021年版の着物手帳がやってきました。

今年は、片絵染の大家である
岡本隆志先生の柄をまとったデザインです。

人間国宝の芹沢銈介先生に師事し、
昔ながらの片絵染のテイストを
現代的な風合いに表現されています。

各月の扉ページを開けば、
鮮やかな色合いの片絵染を見ることができます。

また、着物手帳の特徴でもある、
ページの中にちょっとした情報が
入っているスタイルも健在。


ほとんどのページに
大和言葉を掲載しています。
スケジュールを書いたり、
確認したりするときにも
ちょっとした学びがあります。

昔から暦と着物は
とても近しい関係にあるものですよね。

今の日本は亜熱帯化してしまっていますが、
着物は季節によって細かく装い方が変わります。

着物の種類だけでなく、
色や柄も季節に合わせ、
その色や柄に意味を持たせて
装うという考え方は、とても素敵です。

着物手帳を使えば、
そうした日本の古き良き伝統や
風習を身近に感じながら
日々を過ごすことができます。

ところで、この間最終回を迎えた

日本テレビのドラマ
「私たちはどうかしている」

という浜辺美波さんと横浜流星さん
が主演のドラマでも、

日本文化の素晴らしさが
描かれていましたね。

老舗の和菓子屋さんを舞台にした
ドラマなので、
キャラクターの多くは着物を着てます。

登場する和菓子は、
とても芸術的で、そして風流なものばかり。

着物と同じく、
和菓子も、季節に合わせて、
物語が込められているんだと改めて感じました。

ドラマの中で、
昔、月は、空を見上げて眺めるものではなく、
池に映った水面の月を愛でるものだ
というセリフがあり、

そういうものなのかーと
いたく感激しました。

最近より一層悪くなった視力で
月を眺めても、うさぎの姿は
はっきりと見えないのですが、

手元にある着物手帳を
パラパラとめくってみると
なんとなく風流な気持ちになります。

デジタル庁が創設されるかもしれない
令和の世の中ですが、

昔から変わらない
美しさや風流さ、侘び寂びの世界感は
大事にしていきたいものですね。

着物手帳の御用命はこちらから

 

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